【事例発表会】~目指せ!食事形態の改善、誤嚥性肺炎の撲滅!!~
2019.11.19
フェリエ ドゥ横浜鴨居(以下FD鴨居)では、介護職員による口腔ケアチームが、継続的に嚥下機能の改善に取り組んでいます。来年2月の事例発表会では、今まで積み上げている成果を披露する予定です。
この取り組みの中心人物であるチームリーダーの古川主任と村山主任、そして中村施設長に話を聞きました。
―先ずは、何故このテーマに取り組もうと思われたのか、お話しください。
中村 現在、FD鴨居には30人近い経管栄養の方たちが入居されています。加えて30人ほど食事介助をしているのです。
―えぇ!それはすごい数ですね。
古川 中には50代でそのような状態になって入居されてきている方もおられます。ご家族も「何とか、口から食べられるようになってほしい」と切実な思いを抱いておられる姿も、お見受けします。
村山 FD鴨居は病院から入居される方がとても多く、食形態が強いトロミになって来る割合も高いのです。でも、トロミって素材の味が消されて、美味しくないですよね。トロミに頼らない、脱トロミができたら、どんなに良いでしょう。
古川 キザミ食だって嫌がられますよね。先日も折角のトンカツだったのに、「トンカツじゃないみたいだ」と呟かれている入居者様がおられました。
少しでも形あるものを食べてもらいたいなと、食事介助しながらいつも思ってきました。
―食事介助って時間も手間もかかるのに、皆さん良くやってくれていますよね。
でも、具体的にはどう取り組んでいるのですか?
村山 嚥下訓練にとても熱心な訪問歯科が毎週来てくださるようになったのです。鶴見歯科大学病院の先生を受診に同伴してくださったり、職員に細かく指導していただけます。
古川 毎週、訪問歯科へ現状報告しながら、連携が良く取れています。訪問歯科のアドバイスを地道に実践していると、ある方は唾液が呑み込めるようになり、段々感情の表現ができるようになったのです。お体の状態も回復してこられたので、在宅復帰を奥様が願われたのですが、ご本人様が「ここに居たい」とおっしゃっていただけました。感激でした。
中村 少しでも改善されると、入居者様もご家族様も喜ばれますが、スタッフのモチベーションが上がることも嬉しいことです。
私はスタッフに小さな成功体験を積み重ねてもらいたいと、常々考えてきました。確かに介護面医療面で重度な方がFD鴨居には多いですが、だからこそ、スキルアップできることが多いと思っています。
―では、沢山のサクセスを事例発表の時に、お聞かせください。楽しみにしています。
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