【ライクケア　この人いいね！】～フェリエ ドゥ三鷹　生活相談員　主任　浅野皓也～

　入居者紹介業から老人ホーム運営会社に転職した浅野主任。

多彩な経歴を活かしつつ、温和な人柄で入居者様、スタッフ、ご家族様から愛されています。

（2018年9月　テレビで取材を受けました。）

成長と自信

―介護の現場に入ってもう2年半がたったそうですが、とても皆から慕われていると聞いていますよ。今までと違う何か新しい気付きや発見はありますか？

浅野　色々な接客業をしてきましたが、介護は究極の接客業だと思うようになりました。

兎に角お一人お一人に関わる時間や期間が長いので、その場しのぎな言動は通用しません。その分、‘ありがとう’と感謝される時の重みが全然違います。

―おお！以前を知るものとしては、とても変化を感じる一言ですね。

浅野　取り繕っても解決しないので、考えて行動することが身につくようになりました（ポリポリ）。そして、変われたことが自信につながりました（シャキーン）。今まで職場を転々としましたが、長くここで働きたいなと真剣に思っていますよ（V）。

人とのご縁

―そうですか（感涙）。

話は変わりますが、高校の社会科教師の免許を持っていて、どんな人に対しても分け隔て無く人に接してくれますよね。現在は教育係も担当だとか。

浅野　一緒に働くってすごいご縁だと思うのです。私より年上のベテランスタッフが多くいたり、若いスタッフや外国の方などが次々入職されますが、私は人とかかわるのが好きなのです。普通、人の嫌な所ばかりが目に付いたりしますが、私はその人の良い所を見つけるのが得意ですし、何かの力に成れたらなと、いつも思っています。

―有難いですね。色々伝えたいことは多いかと思いますが、何か心掛けていることはありますか？

浅野　本社で働けた機会があったことはありがたかったですし、俯瞰する目を養えたことは、私の財産です。現場にいると、そのホームが全てのように思ってしまいますが、私たちはライクケア㈱の社員なのだと伝えています。私自身も、本社営業部で力を発揮できませんでしたが、部署や場所が変われば活躍できるという経験をしました。ですから、ここがダメだから全てダメという考えは違うよ、やり直しが効くんだよ、と伝えています。

　

もしも、もしも

―再起のチャンスがある会社だと伝えてくれて、ありがとうございます。

挫折が転機をもたらすことだってありますよね。浅野主任が現場で介護することになった時は色々心配していましたが、今は本当に良かったなと思っています。

　ところで、かつて老人ホームの紹介業をしていましたが、もしも、その時の自分にアドバイスすることが出来たら、どんなことを伝えますか？

浅野　「老人ホームの外側しか知らないで、わかった顔するな」です。ハードよりもソフトをわかっていなければ、ホームの真価は掴めたことになりません。また、相談者の主訴を深掘りせず、安易な提案していたなあと反省しています。

　今、もしも再度老人ホーム紹介業をするなら、相談者の根本的なニーズを聞き出し、それに応えてくれるホームを探します。また立地やしつらえ、料金ではなく、働いている人たちや入居している方たちの雰囲気を重視して紹介するようにします。

　そういう意味では、私がいるフェリエ ドゥ三鷹を自分が自信を持って勧められるホームにしないといけないですね。

―人が成長する姿を見るって、改めて深い感動を与えられるものです。

　今日はありがとうございました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（蟹江記）

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